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Audiショールーム : コラム「建築パースにおけるクルマについて」

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Audiショールーム ファンアート

私にとってはまだまだ高値の花なのですが、Audiが好きです。

ギャラリーを見返しているとこのクルマがよく登場しますね・・・。

建築パースというのは、実はクルマの表現でその画がまったくもって変わってきます。

例えば住宅を購入希望のエンドユーザーが居る場合、パース中のクルマが何かによって「その物件の価値やステータス」というのが無意識的に刷り込まれます。

画に高級車が入っていれば、自然と「この家はステータスが高そうだ」とか思うんですよね。

勿論それを知っているというのが前提ですが。

 

お客様によっては、「先方様は○○が好きだから○○のクルマを入れてほしい」などというオーダーも極稀にあります。

所有データの事もあるので叶わない事もあるのですが、善処しております。

このようにクルマの持つチカラというのは非常に大きく、画を何倍も魅力的に引き立ててくれます。

昔は2D、つまりPhotoshopでクルマを合成していましたが、昨今のハイエンドのCGパースではクルマは全てフルCGです。

勿論スタジオで制作するパースもフルCGがメインです。

クルマなどの添景ひとつでも相当の時間をかけて観察し、レンダリングを繰り返し、よりリアルな画を制作しています。

シーンによってリアルさというものにかなりバラツキがあり、その画に準じたセッティングが必要です。

特に広告用では、自分の思う光り方や反射の仕方が出るまで、納得するまで画作りをしていきます。

そのために日々のモノに対する観察は欠かせません。

先程「添景」と書きましたが、あくまで添景と言えども脇役という事です。

名脇役がそのドラマをより良いものにするように、パースも同じように名脇役が必要です。

細かい所を突き詰める事で、画の良さというのがグン!と上がるのです。

Audiファンアート

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